施工時期:2020年12月
内装のリフォーム事例
木材のプロが語る、木の良さ(玄関)
- 内装
リフォームのポイント
前回紹介した、築60年D邸の玄関の「無垢材」は下記の通りです。
年月が経っていても美しさがありますよね。
●腰板 欅(けやき)
●袖板 屋久杉
●下駄箱 扉:杉杢(すぎもく)、天板:肥松(こえまつ)
●天井 土間:杉杢(すぎもく)、ホール:樅(もみ)の柾板(まさいた)
●ホール床 肥松(こえまつ)の柾
●ドア 杉杢(すぎもく)
これらは全て無垢材です。
貼りものではありません。
一般的に木は、湿度調整ができます。
湿気が多いと吸収し、乾燥してくると水気を放出する。
貼りものでなく、無垢材ならではです。
玄関は人の出入りが多い所なので、特に床材は堅い材種を使用します。
例として、松・桧・欅(けやき)・タモ・桜など。
無垢材から木の油が出て、表面に艶を出し美しくする。
最近は銘木と呼ばれる材が「和風建築住宅」の減少による需要減により、
無垢材の値段が50年前と比べると「3分の1以下」になっている商品も数多くあります。
木の良さを、身近のところで取り入れてみませんか?
和風建築・カフェ風など、自然素材でいろんなコーディネートにできます。
木の温もりを手で触れて実感してみてください。